プラタナス産婦人科クリニックながつた

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子宮がん検診

子宮頸がん検診

子宮頸がんとは

子宮下部の管状の部分を子宮頸部、子宮上部の袋状の部分を子宮体部と呼び、それぞれの部位に生じるがんを子宮頸がん、子宮体がんと言います。
一般的には、子宮がん検診は「子宮頸がん検診」を指します。子宮頸がんは子宮がんのうち約7割を占めます。20代・30代の女性が罹るがんの中で最も多いのが子宮頸がんです。

子宮頸がんは、初期では自覚症状がほとんどない病気ですが、定期的な検診により初期の段階で発見されることが多いです。
また、がんになる前の段階「子宮頸部異形成」という状態で発見することも可能です。定期的に検診を受けましょう。

内容

子宮頸部細胞診

腟を腟鏡で広げ奥にある子宮頸部から細胞をプラスチックの器具やブラシなどでこすり取り、がんや異形成の細胞がないかを顕微鏡で調べます。

検査費用 5,000円(横浜市がん検診の場合、1,360円)
検査時間 約5分
検査結果 約2週間で面談にてお伝えさせていただきます。
HPV(ヒトパピローマウイルス)

子宮頸部の細胞を採取し、子宮頸がん発症のきっかけとなるHPVの感染の有無を調べる検査です。HPVのうちがんと関係のある10種類程度(ハイリスクHPV)の感染の有無を調べるのが検診では一般的です。がんや異形成があるかどうかを調べるわけではなく、子宮頸がんに罹るリスクが高いかどうか調べる検査です。HPVのうちどのタイプが感染しているかまで調べる方法(タイプ別検査)もありますが、これは異形成と診断された方に行うのが一般的です。

検査費用 4,000円
検査時間 約5分
検査結果 約2週間で面談にてお伝えさせていただきます。

※当院ではコルポ生検(子宮頸部組織診検査)は行いません。生検が必要な方は高次医療施設に紹介いたします。

子宮体がん検診

子宮体がんとは

子宮体部に発生するがんが子宮体がんで、最近日本の成人女性に増えているがんの一つです。子宮体部の内側にある子宮内膜という組織から発生し、子宮内膜がんとも呼ばれています。自覚症状としては、不正出血が最も多いです。子宮頸がんに比べ、子宮体がんに罹る年代は比較的高齢ですので、更年期あるいは閉経後に不正出血がある場合には、特に注意が必要です。閉経前であっても、月経不順や乳がんを患ったことがある方は注意が必要です。

内容

子宮内膜細胞診

子宮の内部に細い棒状の器具を挿入して細胞を採取して、がんや異形成がないか顕微鏡で検査します。

検査費用 8,000円
不正出血などの症状がある場合は保険適用になります。
検査時間 約5分
検査結果 約2週間で面談にてお伝えさせていただきます。