プラタナス産婦人科クリニックながつた

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流産手術

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流産手術

妊娠12週未満:子宮内容除去術(手動真空吸引法)日帰り手術 保険適用

手動真空吸引法(MVA)と傍頸管ブロック麻酔を用いた負担の少ない手術です。

妊娠12週以降22週未満

中期流産となります。数日入院が必要になります。詳細は産科外来でご説明します。

手動真空吸引法(MVA)と傍頸管ブロック麻酔を用いた
子宮内容除去術について

従来の電動真空吸引法に比べ、

  • やわらかい素材で作られている吸引管(ソフトカニューレ)を子宮内に挿入し、手動で吸引するため、子宮内膜を傷つけずにすみます。
  • MVAは1回きりの使い捨ての器具のため、器具による感染リスクがありません。

術前術後の流れ

1.診察と検査
残念ながら、胎児心拍の消失の所見や子宮内での胎嚢・胎芽の成長が1週間以上の間隔で認めない所見があった場合、稽留流産の診断になります。自然排出を待つか、子宮内容除去術を行うかについて、外来で説明いたします。妊娠初期の血液検査を行っていない場合、術前の血液検査を行います。
2.手術説明
医師より、手術の方法・麻酔の方法・合併症等を説明し、同意書をお渡しします。その後、手術日程の相談及び手術の注意事項・持ち物についてスタッフより説明をいたします。
3.手術当日
  • ❶ 術前準備
    9時もしくは10時ごろに来院していただきます。同意書を必ずお持ちください。また費用は事前にお預かり金をいただき、術後に精算いたします。手術を安全に行うために手術前に子宮口を広げる前処置を行う場合があります。当院ではこの際にも傍頸管ブロックにて麻酔を行いますので痛くありません。手術着に着替え、腕から点滴を入れます。
  • ❷ 麻酔
    手術室に移動し、点滴より静脈麻酔と傍頸管ブロックにて子宮に局所麻酔を行います。眠った状態を確認し手術を開始いたします。
  • ❸ 手術
    MVAでの手術は短時間で終わります。手術時間は約10分です。
  • ❹ 術後
    麻酔の効果が切れるまで約2時間、ベッドでお休みいただきます。麻酔から完全に覚め、歩ける状態になったら、術後診察を行い問題ないことを確認し、ご帰宅いただきます。 手術当日は9時もしくは10時にご来院いただき、ご帰宅は17時頃になります。
4.術後(ご帰宅後)
術後には感染を予防する抗生剤、子宮の収縮を促す子宮収縮剤を処方いたします。痛みが強い場合には鎮痛薬の内服をしていただきます。術後約1週間に術後診察を婦人科外来で行います。全身状態、出血の状態などをチェックいたします。
流産手術の場合、入院は必要ですか。
基本的に妊娠12週未満の手術の場合は外来扱いで日帰りです。12週以降の手術や子宮頸管拡張に時間を要すると判断した場合には数日間の入院が必要になる場合があります。静脈麻酔を使うため、ご自分で運転されての自動車での来院はお控えください。