2023年9月1日改訂
新型コロナウイルス感染症は、「5類感染症」という位置づけになりましたが、新型コロナウイルス感染症そのものの厄介さは変わっていません。XBB株が主流になっても相変わらず感染力は強く、感染後に厄介な後遺症が残る場合があります。報道はされていませんが、9月1日現在、感染者数は非常に増えています。周囲がマスクを十分に付けなくなった今、特に妊婦さんは、換気の悪い屋内の人混みには近づかない方が無難です。外出の際はマスク着用は未だに必須と考えます。
また、9/20以降、XBB対応ワクチンの接種が始まります。妊婦さんも特に前回接種から1年以上空いている方は、接種をお勧めします。詳細は各自治体サイトをご参照ください。→横浜市サイト
★院内にお入りの際は、検温器での検温、不織布マスクの着用と、スリッパに履き替えた後に手指消毒をしっかりとお願いいたします。必要な方にはマスクを受付で販売しております。
★外来受診時の付き添いについて(5類感染症となっても特に変更はありません)
外来受診時は、お付き添いの方は院内に入らないようお願い申し上げます。(お子様連れは可能です。ほかの患者さんのご迷惑にならないようにおねがいいいたします。医療施設内のため、可能な限りマスク着用をお願いいたします。)発熱・咳・鼻水などの風邪症状がある方は院内に入らないよう、ご理解ご協力お願い申し上げます。外来での病状説明などのため院長の許可がある場合はご家族1名の付き添いを可とします。
★面会について
院内に出入できるのは原則大人1名+あかちゃんの兄姉に限ります。(5類感染症となっても特に変更はありません)面会時は体温測定と手指消毒をお願いいたします。また不織布マスクの着用をお願いいたします。院内感染が発生した場合、当院での分娩対応ができなくなるため、ご協力お願い申し上げます。
★外来受診について
当院では、当院通院中の妊婦さん・産婦さんに対してのみ発熱症状の方を診察いたします。婦人科のみの方、そのほか男性・お子さんついての呼吸器疾患の対応はできませんのでご了承ください。当院通院中の方で、発熱・咳・鼻水・味覚嗅覚障害などの症状がある方は、来院前にお電話にてお問い合わせください。発熱など症状が出た場合、通院中の妊婦さんには抗原検査を行うことができます。症状があっても抗原検査が陰性の場合PCR検査を行いますが、結果が出るまで数日かかります。産後の方については、発熱の原因検索に乳腺炎などとの鑑別が問題になる場合は当院で抗原検査を行った上で診察します。アセトアミノフェン(市販薬では「タイレノールA」など)は解熱剤として、妊婦さん、産後の方にも安全に使えます。アセトアミノフェンとして1回300mg-500mg内服できます。
◎厚生労働省より
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)